「クリンスピーダーシステム」は、比較的小規模な工事現場などで発生する汚濁水を手軽で安全に処理することができる濁水処理装置です。
天然鉱物を主原料とする無機系凝集剤「クリンスピーダー」（粉末）を加えることにより、キレイな水と凝集沈殿物に分離させ、工事現場から発生する濁水を連続的に処理（40㎥/h）することが可能となっています。
濁水処理装置の本体は、10トンのクレーン付きトラック1台で運搬・設置・撤去が可能で、機動性の高さが特徴です。
また、「クリンセパレーター」（簡易脱水装置）を組み合わせることにより、濁水の処理だけではなく、沈殿物の脱水を行うことができ、原水に有害物質が含まれていなければ、沈殿物の再利用が可能です。
※詳細は北海道支社へお問い合わせください。

近年、老朽化したフリューム水路が集中豪雨時の外水位の上昇により、浮上する事故が多発しています。
一般的な対策としては、躯体壁面下部をコア削孔し、ウィープホールを無収縮モルタルで設置する工法がとられていますが、背面水位が高い箇所で流水を止めることは難しく、取付けが非常に困難となっています。
そこで、機能の長寿命化・メンテナンスサイクルの長期化・洗浄方法について検証し、追加施工ウィープホールを開発しました。
特徴として、
①ゴム輪による設置で、施⼯が容易になります。
②⽔が出ている箇所でも施⼯可能で、冬期の施⼯でも養⽣が不要です。
③取り外し可能なため、洗浄効果が⾼く、定期的なメンテナンスにより機能が持続できます。
④各施設に合わせた弁・径・⻑さに対応可能です。( 最⼩削孔径φ80mm 最⼩製品⻑L=46mm)
また、ウィープホール機能再生ドレーン工法【NETIS(HK-110050-A) 2017年10月掲載終了】では、鋼製さや管（有孔管）を打ち込むことにより、広範囲からの集水が可能です。
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